情けない自分を反省するため、周りのひとたちの大切さを噛み締めるためにも、今日起こった出来事を書いてみます。
長いので、おひまな時にどうぞ。 ---- --- -- -- 朝起きて、「あ、ゴミの日だ」と寝起きのまますぐにゴミを持って収集所へ。 ちゃんと間に合ったぞと、一息ついて空を見上げたり。 そして、「今日は風が強いけど、あったかいなあ〜」なんて、思いながら部屋にもどろうと、うちのドアに手をかけました。 がちゃ。 ん? がちゃ。 開かない…。 なぜだ・・・・。 鍵をかけていないし、すぐそこの収集所からドアまでワタシしかいなかったし、ましてやうちの中にも誰もいないのに。 なぜだーー! さっきドアを開けて出たときに、風が強く吹いていたから反動で鍵がしまっちゃったのか?! そんなことってあるんだろうか・・・。 とかなんとか、しばらくがちゃがちゃとやっていましたが、ちっとも開かない。 ただゴミをいつも通りだしただけなのに…。 それにしたってワタシは、カギどころか、お財布も携帯もなにも持っていない。 「…ははは」 ね、こういう時は笑いがもれます。 どうしようもないので、ドアを自力で開けるのをあきらめて、誰かに助けを求めようとしました。 しかし近くに友人はいないし、連絡先も覚えていないので、警察に行って相談をするかな…、となんとなくとぼとぼ歩き出しました。 そうしたら、天の助けとばかりに地元の不動産屋さんのフリーダイヤルが目に飛び込んできました。 そこはずっと昔からお世話になっているワタシのアパートを紹介してくれた駅前の不動産屋さんで、気さくでとても親切なおじさんがいるのです。 お金を10円も持っていない身としては、もう、とにかくありがたいフリーダイヤル。 心細かったワタシは、すぐに近くの公衆電話からその不動産屋さんに電話しました。 「助けてください〜。おじさんはいませんか〜。」 と言うワタシ。 電話口に出たのは若いお兄さんで、おじさんはまだ出社していないのでお店に来てお待ち下さいとのこと。 あ〜〜〜もう。 寝起きノーメイク部屋着で、駅前をうろうろと行くのか…と思うとずーんと気分が重くなりましたが、そんな場合でもないと、気を奮い立たせてお店に向かいました。 ちなみにコレ、朝9時ごろです。 お店に入って、若いお兄さんに案内してもらい、おじさんを待つことに。 も〜、恥ずかしいったらありゃしない。 身を小さくしてお店のはじっこでじっとしていました…。 しばらくしておじさんが、出社して来ました。 『あ〜〜〜〜おっちゃん〜〜!』と、もう、おじさんが神様のように見えて、思わず手を伸ばしてすがってしまいました…。 おじさんは、とても驚いていて 「おお!お久しぶり・・・?」と、あまりに普通ではないワタシの様子に『?』でした。 事情を説明して、ようやくワタシも落ち着きました。 とにかく、おじさんがずいぶんと助けてくれました。 アパートの大家さんに連絡をとってくれたのですが、大家さんはいらっしゃらなかった。 いつ連絡が取れてカギをかしてくださるかが分からない。とのこと。 そこでカギ屋さんを紹介してくれたのですが、カギ屋さんは大忙しで、昼の14時まで体が空かないと…。 まあ、それにしてもお値段もお高い…。 緊急だからそれもしょうがないと思ったのですが、何せまだ朝の9時過ぎですから。 14時までお金もなく何をしてりゃあいいんだ…。と途方にくれるワタシ。 おじさんはやっぱり優しくて、『こういうときもあるよ』とコーヒーを出してくださり、『最近どうなの?』とかお話してくれて、わたしの心をあっためてくれました。 涙がでるわ〜〜おっちゃん…。ほんと救われたなあ…。 そんなこんなしている間に、ワタシは『こんなこともあるかも』と思ってカギを預けていた友人の連絡先を何とか思い出したのです。 お店の電話をお借りして、友人に連絡を取りました。 取れました! そうしたら、たまたまカギも今持っていると! ブラボー! やったー! 家のカギを手に入れられるよ〜〜〜! 『すぐに取りにいかせておくれ〜〜!』と、ワタシ。 いやしかし。 …友人は社会人ですので、もうお仕事中です。 うちから電車で1時間くらいのところで働いています。 ワタシと言えば、お金もなく、携帯もなく、ましてや部屋着ノーメイクです。 なんとまあ、どうしようもない…。 しかし、見かねたおじさんが電車賃を貸してくれました…。 もう、ほんとおじさん、ありがとう〜〜。 そして電車賃を握りしめ、覚悟を決めて、都会の電車にワタシは起きたときのままの姿で乗り込みましたよ。 朝の通勤ラッシュは過ぎていましたが、電車は程よく混んでいて、ビシっと都会らしく気合いを入れて今日を始めようとしている人ばかりで、他に誰も起きた姿のままで乗っている人はいませんでした。 「ワタシは空気になろう…」 と気配を消しました。 寝たフリをしたり、下を向いたり。 誰も自分のことなど気にしていないのにね。 いやあ、部屋着は部屋で着るから心地よいもんなんですね。 外に出るにはそれなりにきちんとした様子じゃないと、こんな気まずい思いをするんですねー。 電車に乗っている間、いーーろんなことを考えました。 ああ見た目ってなんだろう、自分の存在価値ってなんだろう…とか。 何とか電車をやりすごし、何とか目的地につき、友人からカギを受け取りました。 あ〜〜、ほんとありがとう〜。持つべきものは友だちだ〜。 助かった〜〜。 ほっと、一安心で、後は帰るだけ。 まあ、帰りの電車も同じ気まずい思いをしながら帰ったのですが、しかし、地元の駅に着いたときにはむしろ爽やかな気分になっていました。 何かをやり終えた達成感? いや、なんにも達成していないし、みんなに迷惑と世話をかけて、ほんとかっこわるいだけなんですけれども…。 駅前不動産屋さんのおじさんにひとまずのご報告とお礼をしたら、おじさんが一言。 『これからの人生も、いろいろとあるよ、うん。』と、深くもありがたいお言葉。 ほんとお世話になってしまって、ありがとうございました。 ワタシは、『ようやく家に入れるーー!』と急いでうちに戻りました。 ・・・・そしたらね、カギがあっても開かなかったのーー!! なぬーーー!! となりまして…。 もう、これは本格的にダメだ…と思い、さっきおじさんに教えてもらっていたカギ屋さんに電話をして相談しました。そうしたら…。 『うーん、カギがあって、開かないのであれば、立て付けですね。 こんな風の強い日は、そういうことがあります。 グッとドアを押しながらドアノブをまわしたりしてみてください』 マジですか。 とにかくやってみようと、やったら、・・・・開きました。 カギはかかってなかったんやーーーーん。 えええええぇぇぇーーーーー…。 ようやく手に入れたカギでしたが、カギは関係なくたてつけの問題だったよ…。 とほほ。 ドアのカギの部分を見たら、たしかにネジが少しゆるんでいて、もがもがしていたのでコレが原因だったようです。 この時、午後13時すぎ。 朝、ゴミを出してから4時間すぎてようやくうちに入れました。 不動産屋のおじさん、友人、カギ屋さん、みんなありがとう〜。 みんながいてくれてほんと、助かりました。 とにかくひとりじゃ生きていけないんだ、とまざまざと思い知らされました。 お金よりも携帯よりも見かけよりも大切なもののおかげで助かった。 いやあ、しみじみと感じさせてもらったな…。 ちょっと落ち込み気味だったのも吹き飛びましたよ。 風が強い日だったしね。びゅんと。 お世話になった分、ちゃんとお返ししていかないと! 誰かが、うちに帰れなくて困った時は全力でチカラになろう、と思いました。 そんなこんながあった午前中でした。 もしかして、うちの家がご機嫌ナナメなのか?と思い、午後はずーーーっと家中を掃除をしていました。 人にも感謝、家にも感謝、土地にも感謝、です。 そして、こんなワタシのずっこけ話を読んでくださり、ありがとう。 3月最後に目が覚める思いをさせてもらいました。 いやー、それにしても、まいったまいった。
by 39hondamaki
| 2012-03-30 22:05
| 日常のアレコレ
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Comments(5)
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
大変でした。
でも、親切にして下さる人がマキさんの周りには大勢いらっしゃいますね。 ふだんから人と人のつながりを大切にされてるマキさんだからこそでしょう。
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すっぴん部屋着でこんな大変な思いしたなんて ‥ 必ず良い事がある前兆だとおもいます。
因みに うちは今朝 マンションのカードキーが全住人エラーになってしまいました。マキちゃんの話しを読んで 大した事じゃないと思ったしだいです
みなさま、メッセージありがとうございますね。
共感して下さったり、同情して下さったり、応援してくださったり、ありがたい! たまには恥ずかしい思いをするのも悪くない、と今では思っております〜。 マキより
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